勇者

勇者(ゆうしゃ)とは?意味・元ネタ・使い方をわかりやすく解説

一言解説

ドラゴンクエストシリーズにおける主人公の職業・称号。伝説の剣を振るい、魔王を倒すべく旅に出る選ばれた存在。転じて、困難に立ち向かう人や頼もしい人物を指す言葉としても使われる。

登場作品・時代背景

登場作品:『ドラゴンクエスト』シリーズ全般

初登場:1986年(ドラゴンクエスト1)
1986年にファミコン向けに発売された『ドラゴンクエスト』にて、プレイヤーが操作する主人公の職業として登場。「魔王を倒す宿命を持つ特別な存在」という設定は、その後のシリーズを通じて受け継がれていった。
作品ごとに勇者の立場は異なり、DQ3では最初から「勇者」として旅立つが、DQ4では第1〜4章で仲間キャラクターそれぞれの物語が描かれ、第5章でついに勇者が登場して全員が集結する構成になっている。DQ5では主人公が勇者ではなく『勇者の父』であることが物語の核心となっており、DQ11では「勇者の証」を持って生まれた主人公が世界から英雄視される一方、迫害される場面も描かれ、「勇者」という存在の重さが深掘りされた。

解説

ドラゴンクエストシリーズにおける勇者は、単なる職業名にとどまらず、「魔王を倒す宿命を担った特別な存在」という意味を持つ。
主な特徴は以下の通り。

・攻撃・回復・補助と高水準でこなせるバランス型の万能職
・呪文・ちから・かしこさなど全ステータスが高成長
・「ロトの剣」「天空の剣」など伝説の武器を扱える
・仲間キャラクターと異なり、主人公(プレイヤーの分身)として描かれることが多い
戦闘面では、攻撃呪文のギラ・イオ系から回復呪文のホイミ系まで幅広く習得するため、パーティの中核を担う存在。終盤には強力な呪文「ギガデイン」「ライデイン」を覚えることも多く、火力面でも頼りになる。
現実の会話では「勇者」は「困難に立ち向かう人」「その場を救ってくれた人」を称える言葉として使われることがある。

使用例

・「今日の会議、ひとりで全部まとめてくれた。まじで勇者だわ」
・「この修羅場を引き受けるなんて、完全に勇者メンタルだな」
・「ドラクエでいう勇者ポジの人が、あの人だよね」
・「炎上しかけた場を救ってくれた。本当に勇者」

このように「頼りになる存在」「困難に真っ先に立ち向かう人」を褒めるときに使われることが多い。

有名シーン

・DQ3でアリアハンの城を出発するオープニング。「勇者よ、旅立て」という雰囲気がシリーズ屈指の名場面として知られる。
・DQ4で第1〜4章を経てついに勇者が登場し、仲間全員が集結する第5章の展開。それまでの章で描かれた仲間の物語が一気につながる感動的な場面。
・DQ5で主人公が勇者でなく「勇者の父」であったことが判明する衝撃の展開。「勇者=主人公」という前提をくつがえした。
・DQ11で勇者が「災いの星の申し子」として村を追われるシーン。期待と迫害という対比が印象的。

よくある質問

Q. 勇者は最初から強いの?

A. 序盤は他の職業と大きく変わりません。ただし成長速度が高く、終盤になると攻撃・回復ともに高水準でこなせる万能キャラになります。

Q. 勇者じゃないと魔王は倒せないの?

A. ゲームのシステム上は仲間だけでも進めることができますが、物語の設定上「魔王を倒す宿命を持つ勇者」がいることで話が成立します。

Q. 勇者はどの作品でも同じ人物なの?

A. 基本的には作品ごとに別の人物です。ただしDQ1・DQ2・DQ3はつながった世界観(ロト三部作)で、DQ3の勇者がDQ1の「ロトの勇者」の祖先にあたることが明かされます。またDQ4・DQ5・DQ6は「天空シリーズ」としてつながっています。

関連用語(同作品)

ホイミ
勇者も習得できる基本回復呪文
・ロトの剣
勇者ロトの血を引く者だけが扱える伝説の剣(ロト三部作)
・天空の剣
天空シリーズの勇者が受け継ぐ伝説の剣(DQ4・5・6)
・ギガデイン
勇者が習得する最上位の雷系攻撃呪文

類似用語(他作品)

・光の戦士(ファイナルファンタジーシリーズ)
世界を救う宿命を持った存在という点で勇者に近い立場。

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