ドラフゴンボール

ドラゴンボールとは?わかりやすく解説

作品概要

1984年から1995年にかけて週刊少年ジャンプで連載された鳥山明先生による漫画作品。孫悟空が仲間とともに冒険・修行・戦いを繰り広げる物語で、連載当初はドラゴンボールを集める冒険活劇として始まり、バトル路線へと移行した。日本のみならず世界中で親しまれており、少年漫画・バトル漫画の金字塔として現在も多くの作品に影響を与え続けている。

アニメ版は原作をもとに『ドラゴンボール』(1986年〜1989年)と『ドラゴンボールZ』(1989年〜1996年)として放送され、世界中で高い人気を誇る。

作品の特徴・世界観

少年・孫悟空が7つ集めると願いを叶えるドラゴンボールを探す冒険から始まり、やがて宇宙規模の強敵との戦いへと発展していく壮大な物語。鳥山明先生によるユニークなキャラクターデザインと、戦うほどに強くなるというシンプルでわかりやすいパワーアップの概念が世界中のファンを惹きつけた。

戦闘力スカウタースーパーサイヤ人かめはめ波元気玉など、作品固有の概念や技が現実の会話でも広く使われるほど文化的な影響力を持っている。

派生作品

ドラゴンボールGT(1996年〜1997年)

鳥山明先生の原作なしにアニメオリジナルとして制作された作品。少年に戻った孫悟空がパン・トランクスとともに宇宙を旅する物語。GTとは「Grand Touring(グランド・ツーリング、壮大な旅)」という意味を込めて命名された。
この他にも「Galaxy Tour(ギャラクシー・ツアー)」や「Galaxy Touring(ギャラクシー・ツーリング)」、「Great Touring(グレート・ツーリング)」などの意味を含めている。

ドラゴンボール改(第一期:2009年〜2011年、第二期:2014年~2016年)

ドラゴンボールZにあたるサイヤ人編から魔人ブウ編までを、原作漫画に近い構成でテンポよく楽しめるよう再編集・デジタルリマスターしたアニメシリーズ。第一期ではサイヤ人編から人造人間・セル編まで、第二期では魔人ブウ編が描かれた。ドラゴンボールZより話数が短く、これからドラゴンボールを見始めたい人にもおすすめ。

ドラゴンボール超(2015年〜2018年)

鳥山明先生によるストーリー原案をもとに、魔人ブウとの戦い後の世界を描いた作品。破壊神ビルスや全王など新たなキャラクターが登場し、超サイヤ人ゴッド・超サイヤ人ブルーなど新たな強化形態も多数追加された。
その後もシリーズは展開を続けており、2026年には『ドラゴンボール超 銀河パトロール』の制作が発表された。

ドラゴンボールDAIMA(2024年〜2025年)

鳥山明先生が原作・ストーリー・キャラクターデザインを担当した完全新作アニメシリーズ。孫悟空たちがある陰謀によって小さな姿にされ、大魔界を冒険する物語。鳥山明先生が深く制作に携わった作品として大きな注目を集めた。

映画作品

ドラゴンボールシリーズの映画作品は20本以上にわたる。中でも特に評価が高い代表作として以下の2本が挙げられる。

ドラゴンボールZ 神と神(2013年)

破壊神ビルスとその付き人ウィスが初登場した作品。超サイヤ人ゴッドという新たな強化形態が描かれ、後のドラゴンボール超につながる重要な作品として位置づけられている。

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年)

圧倒的な戦闘作画と迫力あるバトルシーンが話題を呼び、映画版最高傑作との呼び声も高い作品。伝説の超サイヤ人ブロリーを正史に組み込んだ作品としても知られている。

映画作品一覧

・ドラゴンボール 神龍の伝説(1986年)
・ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(1987年)
・ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険(1988年)
・ドラゴンボールZ(1989年)
・ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(1990年)
・ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(1990年)
・ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(1991年)
・ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(1991年)
・ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(1992年)
・ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(1992年)
・ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(1993年)
・ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴(1993年)
・ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない(1994年)
・ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(1994年)
・ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(1995年)
・ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(1995年)
・ドラゴンボール 最強への道(1996年)
・ドラゴンボールZ 神と神(2013年)
・ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年)
・ドラゴンボール超 ブロリー(2018年)
・ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年)

実写映画作品一覧

・DRAGONBALL EVOLUTION(2009年)

ゲーム作品

ドラゴンボールはファミコン時代から現在に至るまで非常に多くのゲームが発売されており、そのジャンルの幅広さも大きな特徴のひとつ。

ファミコン時代

ドラゴンボール 神龍の謎(1986年)で初めてゲーム化され、独特なシステムのアクションゲームとして登場。その後ドラゴンボール 大魔王復活(1988年)では、カードを使って移動や戦闘を行う独特のRPG要素が取り入れられ、その後も様々なジャンルのゲームが展開された。

スーパーファミコン時代

当時の格闘ゲームブームに乗り、ドラゴンボールZ 超武道伝(1993年)が大ヒット。その後も超武道伝シリーズが続編を重ね、ドラゴンボールの格闘ゲームとしての地位を確立した。

現代

ドラゴンボールZ KAKAROT(2020年)では、広大なフィールドを探索しながら原作の物語を追体験できるアクションRPGとして登場。さらにドラゴンボール Sparking! ZERO(2024年)など新作も発売され、現在も家庭用ゲームを代表する人気アニメゲームシリーズのひとつとなっている。

作品が支持される背景

「強い敵が現れるたびにさらに強くなって打ち倒す」というシンプルでわかりやすいバトルの構図と、個性豊かなキャラクターたちの人間ドラマが幅広い世代に支持される理由のひとつとなっている。また鳥山明先生によるユーモアあふれるキャラクターデザインと世界観が、バトル漫画でありながら笑いや温かみも持ち合わせた唯一無二の作品としての魅力を生み出している。

日本のみならず世界中で高い人気を誇り、特に欧米・南米・アジアでは熱狂的なファンを持つ。ドラゴンボールは日本のアニメ・漫画が世界市場で評価されるきっかけを作った作品のひとつとして、アニメ・漫画史における重要な作品として位置づけられている。

また2024年3月に鳥山明先生が逝去したことは世界中のファンに衝撃を与え、ドラゴンボールが世界中でいかに愛されているかを改めて示す出来事となった。

主要キャラクター

孫悟空
地球育ちのサイヤ人でドラゴンボールシリーズを象徴する最強クラスの武道家
ベジータ
サイヤ人の王子で誇り高い戦士として悟空と競い続けるライバル
フリーザ
宇宙最強クラスの悪役で孫悟空スーパーサイヤ人覚醒の引き金となった宇宙の帝王
・クリリン
悟空の親友で、地球人を代表する実力を持つ武道家
・ピッコロ
悟空のかつての宿敵から仲間へと変化したナメック星人
・孫悟飯
悟空の息子でセル編で超サイヤ人2に覚醒した戦士
・トランクス
ベジータの息子で未来から来た戦士

よくある質問

Q.『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は何が違うの?

A.原作漫画では『ドラゴンボール』というひとつの作品ですが、テレビアニメでは少年時代を中心とした『ドラゴンボール』と、サイヤ人編以降を描く『ドラゴンボールZ』に分けて放送されました。

Q.ドラゴンボールは何から見ればいいの?

A.物語を最初から楽しみたい場合は、少年時代の孫悟空を描いた『ドラゴンボール』から見るのがおすすめです。一方、「スーパーサイヤ人」や「フリーザ」など有名な要素から楽しみたい場合は、漫画ならサイヤ人編(単行本17巻途中)から、アニメなら『ドラゴンボール改』から見る方法もあります。『ドラゴンボール改』は『ドラゴンボールZ』を原作に近いテンポで再編集しているため、これからドラゴンボールを見始める人にもおすすめです。

Q.アニメ『ドラゴンボールZ』の「引き伸ばし」とは?

A.『ドラゴンボールZ』では、原作漫画の連載にアニメが追いつかないようにするため、物語の進行をゆっくり描く「引き伸ばし」が行われることがありました。前回までのあらすじが長かったり、キャラクター同士がにらみ合う場面が続いたり、気を溜める・エネルギー弾を撃ち続けるといった戦闘描写を長く見せたりするのが代表的な例です。原作にはない場面やエピソードが追加されることもありました。『ドラゴンボール改』ではこうした部分の多くが再編集され、原作に近いテンポで物語を楽しめるようになっています。

Q.『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール超』『ドラゴンボールDAIMA』はどういう関係?

A.いずれも『ドラゴンボールZ』以降に制作されたシリーズですが、物語のつながり方や設定は異なります。『ドラゴンボールGT』はアニメオリジナル作品、『ドラゴンボール超』は鳥山明先生のストーリー原案をもとに展開されたシリーズ、『ドラゴンボールDAIMA』は鳥山明先生が原作・ストーリー・キャラクターデザインを担当した完全新作アニメです。そのため「Zの後はどれを見ればいいの?」と迷った場合、それぞれ別のシリーズ展開として考えると理解しやすいでしょう。

Q.ドラゴンボールはなぜ世界中で人気なの?

A.個性的なキャラクター、わかりやすく迫力のあるバトル、修行や変身によって強くなっていく展開などが魅力です。また「かめはめ波」や「スーパーサイヤ人」など、言葉や見た目だけでも印象に残る要素が多く、世代や国を超えて親しまれています。

関連用語

仙豆
食べると体力が全回復する究極の回復アイテム
かめはめ波
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戦闘力
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戦闘力を測定する装置
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